コロナで借金を返すのが難しくなった場合、
どのように解決すべきでしょうか。
結論から言えば、「今は大丈夫だけど、今後返済できないかもしれない」と思った時点で
早めに弁護士に相談して状況を分析してもらい、
必要があれば任意整理や破産などの債務整理をしましょう。
新型コロナウイルスが世界で猛威をふるっています。
感染拡大防止のための自粛ムードにより、多くの事業所が大打撃を受けています。
事業所の閉鎖により、そこで雇用されていた方々は、整理解雇や賞与などのカットによって職を失い、または収入が減ることも想定されます。
そして、このような方が金融機関等から借り入れをしていた場合、返済が滞ると一括返済を求められます。
これがコロナによる返済リスクです。
弁護士に早めに相談をして、弁護士に状況を分析してもらうと
自分でも気づかなかった問題点がわかることがあります。
また、必要に応じて任意整理や破産などの債務整理をしましょう。
債務整理には、
@ 任意整理(分割支払の交渉)
A 個人再生手続
B 自己破産・免責手続
の3つがあります。
どの債務整理手続を取るべきかは、残債務額や
残したい財産の有無、収入などによって
ケースバイケースなので、弁護士に相談する際に、
納得行くまで聞いてください。
それよりも注意喚起したいのは、
債務整理をするにも費用と時間が必要
ということです。
返すお金がないから債務整理をするわけで、
「債務整理にお金が必要」と言われると、
矛盾を感じますよね。
しかし、債務整理を弁護士に依頼する場合は、
一定の弁護士費用が必要です。
また、破産や個人再生は裁判所への申立てなので、
裁判所に納める費用もかかります。
滞納が数ヶ月続いた後にやっと弁護士に
相談される方もいらっしゃいます。
しかし、
滞納が続くと、裁判を起こされたり、
預金や給与への差し押さえを受ける
場合があります。
もちろん、弁護士は迅速に債務整理手続きを
行いますが、資料収集や準備で時間は必要です。
このように、債務整理には時間と費用が必要です。
したがって、無理に一部弁済をして延命措置を
取るのではなく、見通しが立たなくなった時点で
すぐに弁護士に相談しましょう。
鹿児島あおぞら法律事務所は、初回無料相談、弁護士費用の分割払いが可能です。
債務整理の場合、鹿児島の方であれば
電話無料相談も可能です(依頼時は弁護士面談が必要)。
今回の新型コロナウイルスの感染拡大により、
健康被害リスクだけでなく、世界規模での
経済的リスクが顕在化しつつあります。
しかし、止まない雨はありません。
いつかはあおぞらが見えます。
執筆者: 鹿児島あおぞら法律事務所
代表弁護士 犬童正樹
無料相談予約は
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